CSLベーリング 半減期延長型の血液凝固第IX因子製剤イデルビオンを発売
公開日時 2016/12/01 03:50
CSLベーリングは11月29日、血友病Bの患者に用いる遺伝子組換え血液凝固第IX因子アルブミン融合タンパク質製剤イデルビオン静注用250、同500、同1000、同2000を発売したと発表した。生物学的半減期が長いことで知られるアルブミンを遺伝子レベルで血液凝固第IX因子を独自の技術で結合。それによって既存の人血漿由来FIX製剤に比べて血漿中消失半減期を延長させ、投与頻度を減少させる。
効能・効果は「血液凝固第IX因子欠乏患者における出血傾向の抑制」。定期的に投与する場合は通常、体重1kgあたり35~50国際単位を7日に1回投与する。患者の状態に応じて体重1kgあたり75国際単位の14日に1回投与に変更することもできる。
薬価は以下のとおり。
250国際単位1瓶 8万7532円
500国際単位1瓶 17万3231円
1000国際単位1瓶 34万2833円
2000国際単位1瓶 67万8486円