医薬品卸アステム 西日本ジェネリックを子会社化へ
公開日時 2016/09/15 03:50
医療用薬卸のアステム(大分県大分市)は9月14日、岡山県を中心に後発医薬品(GE)の卸売販売を行う西日本ジェネリック(岡山県岡山市)を子会社化すると発表した。GEの流通強化と未進出地域での事業展開が狙い。
西日本ジェネリックは岡山県を中心に、大阪府、兵庫県、広島県、鳥取県、香川県、愛媛県で事業を行っている。主な取引先はテバ製薬、小林化工、共和薬品、日新薬品など。
この子会社化は、西日本ジェネリックが実施する第三者割当増資で発行する新株をアステムが当社が引き受ける形で行われ、50.62%の株式4100株を10月3日に取得する。発表によると、「両社で協議を重ねた結果、西日本ジェネリックが(アステムが所属する)フォレストグループに参画することに同意した」としている。
西日本ジェネリックは従業員62人、資本金は4000万円、発行済株式総数は4000株。