久光製薬の「HP-3150」 がん疼痛治験で有意差出ず 国内フェーズ2/3
公開日時 2016/08/30 03:50
久光製薬は8月29日、非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)を有効成分とする経皮吸収型製剤「HP-3150」のがん疼痛に対するプラセボ対照による国内フェーズ2/3で「有意差をもって有効性を検証するには至らなかった」と発表した。同治験については15年7月に試験開始を発表し、2016年度中の承認申請を目指していた。同社は今後、試験結果の分析を行い、追加試験による開発継続が可能か否かを検討するとしている。