【インタビュー全文】日薬連・加茂谷委員長 高額薬剤論議 単価の抑制を続けても制度維持は難しい
公開日時 2016/05/09 03:51
高額薬剤をめぐる議論が加熱し始めている。4月4日の財務省の財政制度等審議会では、抗がん剤・オプジーボの薬剤費が年間1兆7500億円に上るとの推計が報告された。これを契機に、医療保険財政の観点から適正化を求める声が上がっている。高齢化が進み、医療費の伸びの抑制が求められる中で、イノベーションの観点からも製薬業界が新たな課題に直面している。日本製薬団体連合会保険薬価研究委員会の加茂谷佳明委員長(塩野義製薬常務執行役員)は、「薬価という領域だけでは議論が完結しなくなるのではないか」と指摘する。適正使用の流れが強まる中で、薬価制度をどう考えるか。話を聞いた。(聞き手・編集:望月英梨)こちらは、4月13日に配信しました速報記事(記事はこちら)の全文版(一問一答形式)になります。以下の関連ファイルからダ...