生化学 内視鏡用粘膜下注入材ムコアップの販売をボストン・サイエンティフィックに
公開日時 2016/03/11 03:50
生化学工業は3月10日、同社の内視鏡用粘膜下注入材ムコアップの国内独占販売契約をボストン・サイエンティフィック ジャパンと締結することで基本合意したと発表した。4月1日に締結する方針。
ムコアップは、ヒアルロン酸ナトリウムを主成分とし、食道、胃及び大腸にできた腫瘍を内視鏡を用いて切除する際に、腫瘍の粘膜下層に注入し、切除・剥離の操作性を向上させ、施術を補助する医療機器。ボストン・サイエンティフィックのエンドスコピー事業は、消化器疾患、肺疾患治療用機器の世界的なリーダーだという。
なお、生化学は、ジョンソン・エンド・ジョンソンのメディカル カンパニーとの独占販売契約を3月31日で終了する。