サノフィ GLP-1受容体作動薬リキスミア 「2型糖尿病」の効能・効果へ一変申請
公開日時 2016/02/26 03:50
サノフィは2月25日、2型糖尿病に用いるGLP-1受容体作動薬リキスミア皮下注300μg(一般名:リキシセナチド)について、効能・効果を「2型糖尿病」に変更するための一部変更承認申請を同日付で行ったと発表した。同剤は現在、▽SU薬単独▽SU薬とビグアナイド系薬の併用▽基礎インスリン単独▽基礎インスリンとSU薬の併用――で効果不十分な場合に使える。「2型糖尿病」の効能・効果が承認されると、単独療法が可能になるほか併用薬のしばりもなくなり、使用機会が大きく広がる。
同社は「より多くの糖尿病患者さんに良好な血糖コントロールを達成するための新たな治療選択肢の提供を可能とすべく努めていく」としている。