【16年1月リスト・短期連載1】 がん領域の開発品 AZとノバルティスが16プロジェクトでトップタイ 小野が3位に
公開日時 2016/02/12 05:00
ミクス編集部が製薬企業64社を対象にまとめた「新薬パイプラインリスト16年1月改訂」から、疾患領域別の開発品目数(=プロジェクト数)トップの「がん」のみを抽出したところ、アストラゼネカ(AZ)とノバルティスの2社が各16プロジェクトで最多だった。上位5社中4社が、上位10社でみても8社が外資系企業となるなか、内資系企業の小野薬品が14プロジェクトと3位に食い込み、存在感を示した。また、64社のうち34社が、がん領域の医薬品開発を行っていることも確認された。今回は企業別に分類したパイプラインリスト(634プロジェクト)から、制吐剤などの支持療法を除くがん領域開発品192プロジェクトを分析した。このうち新有効成分含有医薬品は122プロジェクトと全体の6割超を占め、肺がんや血液がんなどの難治がんで...