GSK 出荷調整中のB肝薬テノゼットが供給再開へ 16年1月中旬予定
公開日時 2015/12/15 03:51
グラクソ・スミスクライン(GSK)は12月11日、8月に起きた中国の天津爆発事故で同社工場が被災したことにより、製造・出荷が停止し、出荷調整していたB型肝炎治療薬のテノゼット錠(一般名:テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩)について、16年1月中旬に通常出荷が再開できる見通しであると発表した。9日に承認事項の一部変更承認を受け、海外で製造販売されている同一有効成分の製剤を日本でテノゼット錠として供給することが認められたため。ただし、包装、錠剤の刻印と色が変更(白色→薄い青色)となる。同社は最終的に、同剤の生産を栃木の今市工場でできるようにすることで、安定供給を確保する方針。