ミクス調査・メディカル部門 25社に設置 専門情報や臨床研究への対応が目的
公開日時 2015/06/09 03:51
ミクス編集部が製薬企業を対象に行った「2015年MR数アンケート調査」(72社から回答)によると、メディカル部門を設置した企業は25社に及ぶことが分かった。このうち今後もスタッフを増員するとした企業も半数にのぼった。増員の理由としては、「専門的な情報提供の必要性が高まっているため」がトップだった。
文末の関連ファイルに、営業組織の見直し状況や見直し理由に関する資料を掲載しました(6月11日まで無料配信、その後はプレミア会員限定コンテンツになります)。
今回の調査結果によると、メディカル部門に所属するメディカルサイエンスリエゾン(MSL)を含む人員数のトップは、ノバルティスファーマの200人、次いで中外製薬が100人規模となった。ただ、企業ごとに部署の名称も異なるほか、所属部員数も、数人から数十人規模まで様々となっていた。
回答企業のうち、MSLの増員を検討している企業は、武田薬品、第一三共、塩野義、小野薬品、協和発酵キリン、日本イーライリリー、アッヴィ、サノフィなど14社にのぼる。この理由として最も多かったの が、「専門的な情報提供の必要性が高まっているため」(10社)。次いで「医師の臨床研究ニーズが高まっているため」(6社)となった。
調査結果の詳細はMONTHLYミクス6月号(6月1日発売)に掲載しています。
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(訂正)ノバルティスファーマの人員数はMSLを含むメディカル本部の人数です。訂正します。(9日10時08分修正済)