MR統計入門 第17回 喫煙・非喫煙による不整脈リスクの有意差 “基準”を作ってラクラク判定
公開日時 2015/06/05 05:01
統計分析研究所株式会社アイスタット代表取締役社長ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授(理学博士)菅民郎担当する循環器専門医が独自にまとめた受診患者の喫煙と不整脈との関係の数表を見せられ、「リスク比やオッズ比、有意差の出し方をわかりやすく教えてほしいなあ」と言われたMRの志賀裕さん。自信を持ってしっかり回答できなかったため、いつも通り、統計の専門家・菅民郎先生に助けを求めました。これまでにリスク比やオッズ比は何を意味するのか、また後ろ向き臨床研究ではオッズ比しか使えないことなどを学びました。今回はいよいよCase4の最終回、リスク比やオッズ比の総仕上げです! CASE.4喫煙者と非喫煙者を比較したとき、不整脈と診断された患者さんにおいて差があるかをみる。 対象・方法:循環...