院外処方せんへの検査値印字の動き
公開日時 2015/03/31 00:00
コンサナリスト川越満いまにも沈没しそうな船のデッキで、テーブルの配置を気にしている乗組員がいたら、あなたは「気は確かか?」と思うに違いない。2月24日に都内で開催されたMR認定センター主催の「第17回センターミィーティング」を取材した私の気分は、まさに、沈没している船上でテーブルを並び変えている場面を見せられた気分だった。MRの存在意義が問われている状況の中で、MR認定試験の受験時期といった類の“意見交換”を、わざわざ収容人数500人の会場を使用してすべきことだったのだろうか。心のザラツキ感を覚えていたら、参加者の中から一人の手が挙がった。「議論に水を差すようで申し訳ないのですが…」という言葉に続けて「院外処方せんに患者さんの検査値が印字されるような変化が起きている中で、MRにはどのようなこ...