MR統計入門 第13回 喫煙が不整脈につながる危険率 “リスク比”で一目瞭然
公開日時 2015/04/07 05:00
統計分析研究所株式会社アイスタット代表取締役社長ビジネス・ブレークスルー大学大学院教授(理学博士)菅民郎 担当する循環器専門医からの臨床データの解釈に関する質問について、何度もわかりやすく説明し、この循環器専門医の信頼を得ることができたMRの志賀裕さん(CASE.1:第1回~3回、CASE.2:第4回~7回)。いつも通り情報提供・収集活動していたら、とあるデータについて質問を受けてしまった。 CASE.4喫煙者と非喫煙者を比較したとき、不整脈と診断された患者さんにおいて差があるかをみる。 対象・方法:循環器専門医の患者450名を対象に、喫煙の有無と不整脈の有無を確認した。 循環器専門医がまとめた患者450人の調査データ  ...