ケアネット EPファーマラインと共同で「リモートディテーリングサービス」提供開始
公開日時 2014/12/04 03:52
ケアネットは12月3日、コールセンター、CSO事業などを行うEPファーマラインと共同でeプロモーションとアウトバウンドコールを組み合わせたリモートディテーリングサービス「Medi-Call」を開発し、製薬企業向けに提供を始めたと発表した。ケアネットは、会員医師にインターネットで医薬情報を伝え、そこで得られた医師の反応を、MRの活動に生かす形のサービスを展開しているが、新サービスでは、MRを十分に投入できない領域、製品などにおいて、医師の了解を得て、専門知識を持ったMR経験者が電話によるディテーリングを行う。
MRの訪問規制強化、医師らの多忙化、製薬企業のコスト抑制傾向などから、MR以外の面会以外の方法によって医師らに効果的に情報提供するニーズに、この新サービスで応えたい考え。今後の見通しについて現段階では「共同展開に伴う当期に及ぼす影響は軽微と見込んでいる」としている。
両社はそれぞれ、もともと独自のMR以外のチャネルを使ったサービスを展開しており、ケアネットは、会員医師にインターネットで医薬情報を伝え、そこで得られた医師の反応を、MRの活動に生かす「MRPlus」を提供。EPファーマラインは、専門知識を持ったMR経験者が電話を使いディテーリングを行う「MRダイレクト」を提供している。今回共同で開発したサービスは、両社のサービスを組み合わせた形で、相乗効果を狙う。