アルフレッサ 医療機関に予防接種管理システム提供 接種希望者の予約、発注適正数算出も
公開日時 2014/08/20 03:51
アルフレッサは8月18日、医療機関に対し予防接種希望者の予約受付や接種予定数から適正な発注数を算出し発注する機能などを備えた「予防接種管理システム」を医療機関に提供する事業を始めたと発表した。新会社「ワクチン安全管理」(東京都千代田区、山本みちる社長、資本金5000万円)を設立し、この事業を行う。
このシステムは、乳幼児の保護者からの接種予約自動受付、各乳幼児の予防接種スケジュール管理、接種予定ワクチン数の自動集計による適正発注数の算出と発注支援、接種済みワクチンのロット管理支援などの機能がある。保護者も、スマホなど様々なデバイスから乳幼児の基礎情報を入力すると接種時期を自動にスケジューリングし、接種予約、その予約日程を知らせるメール配信などができるようになる。
定期接種ワクチンの種類が増えて接種対象者が増加し、ワクチンの同時接種も可能になるなど、乳幼児のワクチン接種の種類と回数の管理が課題となっていることから、管理システムを提供することにした。