MR統計入門 第6回 必ず下り階段状のグラフになる生存率曲線
公開日時 2014/08/20 05:01
統計分析研究所株式会社アイスタット代表取締役社長(理学博士)菅民郎 重症心不全患者を対象に従来の標準治療に製品Zを追加して生命予後の改善をみた臨床データについて、循環器専門医から質問を受けたMRの志賀裕さん。質問を持ち帰り、統計の専門家・菅民郎先生にまたもや助けを求めました。今までに「なぜ、生存率をカプランマイヤー法で解析することが多いのか」「観察期間がまちまちの被験者データから生存率を導く4つのステップ」を学びました。さて、今回は・・・。 ポイント7:生存率曲線の描き方は意外に簡単!志賀:「先生、先日はカプランマイヤー法を用いて、観察期間がまちまちの患者データから生存率を計算する4つのステップを教えていただき、ありがとうございました。観察期間の『累積生存率』...