PPI市場 ネキシウム急伸中 患者数シェアで17%
公開日時 2013/09/01 00:00
シェア2番手との差10ポイント切る営業力と強い効果で新患獲得消化性潰瘍の治療を一変させたといわれるプロトンポンプ阻害薬(PPI)。国内ではオメプラゾール(先発品名・オメプラール/オメプラゾン、アストラゼネカ(AZ)/田辺三菱)、ランソプラゾール(タケプロン、武田薬品)、ラベプラゾール(パリエット、エーザイ)に加え、2011年9月には4成分目となるエソメプラゾール(ネキシウム、AZ/第一三共)が発売された。エソメプラゾール以外の成分には後発品が参入している。そこで、PPI市場の今を知るため、医療情報総合研究所(JMIRI)のJMIRIウェブ処方インサイトDynamicsのデータを参照する。最新の13年6月の4成分の患者数ベースのシェアは、ランソプラゾール46%、ラベプラゾール26%、エソメプラ...