高血圧学会 降圧治療の継続をHP上で訴え ディオバン問題受けて
公開日時 2013/07/22 05:00
日本高血圧学会は7月18日、学会ホームページ上で降圧治療の重要性と治療の継続を呼びかける患者向けのコメントを発表した。これは、ARBバルサルタン(製品名:ディオバン)の医師主導研究を巡る一連の報道の中で、高血圧治療の内容に不安を抱く患者がいたことを受けたもの。
同学会は、▽高血圧を放置すると脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが増大する▽降圧治療には様々なものがあり、個々の患者の状態に応じて医師が決定している―として、「担当の先生とご相談されて、治療を継続されることをお勧めします」と治療の継続を呼びかけている。