熱中症危険度をメールで配信 大塚製薬が無料で
公開日時 2013/07/12 05:01
大塚製薬は7月10日、当日および1週間の熱中症危険度などの情報をメールで配信するサービスを開始したと発表した。無料。NPO法人の気象キャスターネットワークと共同制作した「熱中症予防情報サイト」(http://www.weathercaster.jp/heat_stroke/)の一部内容を自動配信するもので、選択した地点の情報を1日1回毎朝7時に配信する。配信情報は▽熱中症危険度や暑さ指数(WBGT)▽日常生活の注意点▽気象キャスターや気象予報士によるその日の暑さに関するコメント――となる。
大塚製薬は熱中症事故を減らすための取り組みの一環としており、配信情報により、水分補給の準備や、作業・休憩時間の調整などに活用されることを期待している。
熱中症は暑熱環境下で発生する障害の総称で、失神やけいれんなどの症状を引き起こし、ひどい時には生命に危険を及ぼす。2010年以降は年間約4万人が救急搬送され、死亡事故数も増えている。