ノボ 血液凝固第7因子製剤ノボセブン 単回治療法承認 血友病患者使いやすく
公開日時 2013/05/23 05:01
ノボノルディスクファーマは5月22日、遺伝子組換え活性型血液凝固第7因子製剤ノボセブンHI静注用(一般名:エプタコグアルファ活性型遺伝子組換え)の新たな用法・用量として、先天性血友病患者の軽度から中等度の出血に対する単回治療法の承認を16日に取得したと発表した。
90μg/kgを3時間ごとに3回投与する標準療法と今回承認された270μg/kgを単回投与する単回治療法では、有効性や安全性に差がないことが知られ、海外では広く行われていた。1回の注射で済むことから患者の利便性向上につながる。
単回治療法は、日本血栓止血学会から要望があり、厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」で公知申請が妥当と判断されていた。同省からの開発要請を受けて、ノボは公知申請していた。