アステラス SGLT-2阻害薬イプラグリフロジンを国内承認申請
公開日時 2013/03/14 04:01
アステラス製薬は3月13日、新しい作用の2型糖尿病治療薬として開発してきたSGLT-2阻害薬のイプラグリフロジン(=一般名、開発コード:「ASP1941」)を日本で承認申請したと発表した。
SGLT-2は腎臓近位尿細管でのブドウ糖再取り込みで重要な役割を担っており、同剤はSGLT-2を選択的に阻害することで、ブドウ糖の再取り込みを抑制し、血糖値を下げるという新しい作用を持つ。
国内フェーズ3では、プラセボ群と比較してHbA1c値の有意な低下が認められるとともに、安全性も確認された。また、他の血糖降下剤(6種類)と併用し長期併用投与したフェーズ3も実施し有効性、安全性が確認された。
同剤はアステラスと寿製薬と共同研究によった見出された薬剤。