脳血管疾患用薬プラザキサ 大学病院の医師 8割が「処方増やす」抗うつ薬レクサプロ 用量調節不要に利便性
公開日時 2013/02/27 00:00
時代と環境の変化により、日本国内での疾患動向にも変化が生じ始めている。かつて国内の死亡原因で最も多かったのが脳血管疾患である。しかし、現在では脳血管疾患は減少傾向をみせ、死亡原因のトップはがんとなっている。もっともいまだに脳血管疾患はがんに次ぐ死亡原因でもある。また、日本では先進国の中でも死亡原因として自殺が多いといわれる。その数は年間3万人前後。国内での感染症関連死者よりも多く、社会問題化している。その背景には長引く不況などを背景にうつ病などに罹患し、その結果自殺者が多いとの分析は少なくない。連載3回目の今回は、こうした現状を踏まえ、脳血管疾患領域で新たに登場した経口抗凝固薬プラザキサと抗うつ薬レクサプロを取り上げる。~~~~~~~~~~~~~~~~プラザキサ適正使用すれば出血リスク少ない...