ミクス医師調査「質の高い情報が提供されている製品」 トップはネキシウム
公開日時 2013/02/12 04:02
ミクス編集部は、製薬企業の医薬品情報提供活動において「質の高い情報が提供されている製品」について医師に調査した。エムスリーの協力を得て600人の医師に尋ねたところ、最も回答が多かったのはPPIネキシウム(アストラゼネカ/第一三共、回答数28)だった。
理由には、「同じ機序の他社薬剤との比較ができている」「エビデンスをたくさん持って説明してもらえ、説明会や研究会が豊富」「製剤の特徴やどのような症状の時に使用するかの情報を提供してくれる」といった声が寄せられた。
2位はアドエア(グラクソ・スミスクライン、回答数24)、3位はシムビコート(アストラゼネカ/アステラス製薬、回答数21)と喘息治療薬が並んだ。両薬は昨年から安定した支持を得ているが、評価の理由には違いがみられ、アドエアはエビデンスや疾患全体に関する情報提供が適切、シムビコートは維持療法と発作治療を1剤で行えるSMART療法の説明が有用とする意見が多かった。
今回ランキングした22位までを見ると、昨年発売でランクインしたのは唯一、昨年5月発売のARBアジルバ(武田薬品 回答数16)で6位に入った。
結果の詳細は、発売中のミクス2月号(「Promotion」欄)、ミクスOnlineに掲載した。こちら