サノフィ SU薬アマリールOD錠0.5mgの承認取得
公開日時 2012/08/20 04:01
サノフィ・アベンティスは8月16日、2型糖尿病に使用されるスルホニルウレア系(SU)経口血糖降下薬「アマリールOD錠0.5mg」(一般名:グリメピリド)について、15日付で承認を取得したと発表した。アマリールは通常錠に加え、口腔内崩壊錠(OD錠)としてすでに3mg製剤と1mg製剤をラインナップしている。今回のOD錠の0.5mg製剤を加えることで、嚥下困難な患者などに対する細かな用量調節を可能にする。
サノフィは、「糖尿病患者の服薬利便性の向上は、より良好な血糖コントロールの実現につながると考える」とコメントしている。
サノフィは経口血糖降下薬とインスリン製剤の両方を手掛けている。経口血糖降下薬の主力品としてはアマリールやDPP-4阻害薬エクア(ビルダグリプチン)を、インスリン製剤では持効型溶解インスリンアナログ製剤ランタス(インスリングラルギン(遺伝子組換え))や超速効型インスリンアナログ製剤アピドラ(インスリングルリジン(遺伝子組換え))をラインナップしている。