ゼリア 胃炎・胃潰瘍治療薬マーズレンを販売移管 7月からは味の素
公開日時 2012/03/23 04:02
ゼリア新薬は3月22日、寿製薬が製造し、同社が69年から販売してきた胃炎・胃潰瘍治療薬マーズレン(一般名:アズレンスルホン酸ナトリウム、L-グルタミン)を、7月に味の素製薬に販売移管すると発表した。 味の素製薬は7月2日から販売する。
移管するのはマーズレンS配合顆粒、同配合錠1.0ES、同配合錠0.5ES。は売上高41億円(10年度)とゼリアでは4番目に売上の多い製品だが、ゼリアは移管することで今後、潰瘍性大腸炎治療薬アサコール、H2ブロッカーアシノン、亜鉛含有胃潰瘍治療薬プロマックの販売に注力する。なお、寿製薬が販売しているマーズレン配合錠0.375ESも移管される。味の素製薬は、マーズレンを加え重点領域の消化器疾患の製品を拡充する。