第一三共 認知症の疾患啓発活動を実施 「治療の大切さ」や「新しい治療」を訴求
公開日時 2012/03/19 04:00
第一三共は3月16日、認知症の疾患啓発活動を17日から始めると発表した。テレビCMやウェブサイトなどを通じて行う。テレビCMでは認知症のおばあちゃん役に女優の樹木希林を起用し、治療を受けることで、認知症患者と家族が一緒に過ごす時間が少しでも長くなることを表現する。また、認知症に「新しい治療」があることもCMを通じて訴求し、認知症治療に選択肢が増えていることを知ってもらう。
ウェブサイトでは、認知症の症状や新しい治療、介護のサポートや相談窓口など、認知症に関する様々な情報を紹介する。タイトルは「いっしょがいいね.com」開設期間は3月17日~9月30日の予定。
第一三共は2011年6月にアルツハイマー型認知症治療薬メマリー(一般名:メマンチン塩酸塩)を発売。既存薬とは異なる新規の作用機序を持ち、「中等度~高度のアルツハイマー型認知症における認知症状の進行抑制」を適応症とする。