HPVワクチン接種後に失神 販売するMSDとGSKが注意喚起
公開日時 2012/02/15 04:01
HPVワクチンのサーバリックス(同GSK)とガーダシル(製造販売MSD)の接種後に失神することがあるとして、MSDとGSKは、失神による転倒を避ける対策を打つよう注意を呼びかけている。中には、失神して倒れた際に床に打ちつけ、頭部打撲、鼻骨骨折、歯の破損・欠損など外傷を負ったケースもある。ガーダシルでは接種後5分以内の発生が8割、サーバリックスでは15分以内の発生が7~8割。両ワクチンとも10代の発生が過半数という。
サーバリックスは09年12月に発売され、昨年11月末までに最大509万人に接種されたと推定される。その中でGSKは416例の失神を確認した。うち35例が外傷を負った。一方ねガーダシルは11年8月に発売され、昨年末までに最大33万7000人に接種されたと推定される。その中でMSDは66例の失神を確認した。うち8例が外傷を負った。
両社はそれぞれ、医療従事者に対し、接種後の移動は保護者などが付き添うようにし、接種後30分程度は背もたれのある椅子など「体重を預けられるような場所」で待機することを指導するよう求めている。