5割の医師が賛同個人名公開には強い抵抗感講演１時間当たりの謝金は３～５万円がベスト本誌は製薬協の「企業活動と医療機関等の関係の透明性ガイドライン（GL）」が策定されたことを踏まえ、製薬企業から依頼され、年間２回以上の講演、原稿執筆、監修、コンサルティングなどを行い、謝金を受け取った内科系医師100人にアンケート調査を行った。その結果、透明性ＧＬに対し、５割の医師が賛同する姿勢を示す一方で、あまり賛同できないとする回答も２割弱みられた。また、製薬企業から１時間程度の講演依頼を受けた場合の謝金の水準についてたずねたところ、４割弱の医師が３万円～５万円程度が好ましいと回答した。この調査はエムスリーの簡易リサーチシステム「m3FastSurvey」で行った。（沼田佳之）新薬の研究開発から製造販売の各...