「好感度」は顧客行動に少なからず影響を与える。医師のMRに対する好感度も、医薬品の採用や処方を決める要素のひとつであることは否定できない。そこで本号では、前回調査（調査期間は09年8～9月。調査結果は10年9月号及び10月号に掲載）でも取り上げた、がん市場の東日本７ブロックの状況を紹介する。調査期間は2010年８～９月。市場調査会社アンテリオの医師１万2000人を対象とした大規模意識調査ADM2010年版（09年までの調査名称はIDMA）をベースにランキングした。10年版の調査期間は10年８～９月。MR好感度は、訪問のあったMRのうち、好感を持ったMRが勤める製薬企業を聞いたもの。医師に46メーカーを提示して複数選択制で回答を得た。MR訪問カバー率は、医師が１年に１回以上訪問があると回答した...