サノフィ 日医工への長期収載品の販売移管拡大 新たに3品目を追加
公開日時 2011/02/28 04:00
サノフィ・アベンティスと日医工は、サノフィの長期収載品である利尿降圧剤ラシックスとオイテンシン、循環器官用薬セロクラールの3製品の全規格製品について販売移管の契約を締結したと発表した。サノフィから日医工に販売移管された製品は、昨年9月の睡眠改善剤「アモバン」を加えると4製品となる。
4月1日より移管する予定で、同日以降は日医工が製品の情報提供・収集等の活動を行うとともに、5月以降に製品の販売(医薬品卸への供給・流通)を5月中旬以降、実施する。製造販売承認はサノフィが引き続き保有する方針。
なお、ラシックスは65年に発売された心不全、腎不全、高血圧等の治療薬で、推定150万人にラシックス/オイテンシンが処方されている。セロクラールは79年に発売され、脳梗塞・脳出血後遺症のめまい治療薬として広く使用されている製品。