NPhA・岩崎会長 会員に3月末までの単品単価による妥結要請
公開日時 2011/01/28 04:00
日本保険薬局協会の岩崎壽毅会長(阪神調剤社長)は1月27日、「医療用医薬品の流通改善に向けて」という文書を会員に発出し、3月末までの価格妥結を要請した。
文書では「適正なる流通価格は、データの信頼性によって裏付けされるものであり、長期にわたる未妥結、仮納入によるものでないことは申すまでもない」としたうえで、薬価調査の信頼性確保に十分配慮しながら、医療用医薬品の流通改善に向け「出来得る限り3 月末(の期末)をもって単品単価による価格設定を前提として妥結するよう、なお一層ご尽力を」と対応を求めた。価格妥結が1つのピークを迎えられるとみられている3月末までの取り組みについて念押しするのが狙い。