新QRISK新モデルで生涯リスク検討 若年者を多く抽出
公開日時 2011/01/26 03:00
心血管疾患の生涯リスクを予測するQRISKの新モデルを評価するため、英イングランドとウェールズ地方の一般診療データ約127万例を対象に前向きコホート研究を実施。被験者は30~84歳で、心血管疾患歴がなくスタチンを摂取していない症例。 QRISK2を使用した10年リスクと比較した結果、新QRISKモデルの生涯リスクスコアで特定される患者は、より若い傾向が見つかった。また男性やマイノリティー、冠動脈心疾患の家族歴を持つ患者が抽出される傾向も高かった。
2010; 341:c6624 doi: 10.1136/bmj.c6624