EMA ECDPCが協力強化の合意
公開日時 2011/01/20 04:00
欧州医薬品庁(EMA)と欧州疾病予防管理センター(ECDC)は、昨年末、新型インフルエンザの予防対策の推進や新医薬品・ワクチン情報の交換など両機関の施策の重複を避け、事業推進の効率化などを図るため、相互の協議の促進など協力強化を内容とした合意書を交わした。
合意内容は、ワクチンや耐性菌抗菌剤の情報交換の促進、ワクチンのリスク・ベネフィットの監視、医薬品におけるヒト組織・細胞などヒト由来物質に関する協力、合同会議・事業の推進など。
ECDCは本部をスェーデンのストックホルムに置き、感染症による脅威の確認、評価などを行い、2009年の新型インフルエンザ・パンデミックの際にはEMAと協力体制を構築した。