厚生労働省は11月19日に後発品の薬価追補収載を官報告示した。今回の収載品目数は計76社414品目で、このうち後発品が初めて収載された品目は６成分、22規格、166品目だった。

後発品が初めて収載された成分は▽SU薬グリメピリド（先発品名：アマリール、先発会社：サノフィ・アベンティス）▽PPIラベプラゾールナトリウム（パリエット、エーザイ）▽抗うつ薬（SSRI）マレイン酸フルボキサミン（デプロメール／ルボックス、明治製菓／アボット製薬）▽PPIオメプラゾールナトリウム注射剤（オメプラール、アストラゼネカ）▽5-HT3受容体拮抗型制吐剤アザセトロン塩酸塩（セロトーン、日本たばこ産業）▽造影剤イオプロミド（プロスコープ、田辺三菱製薬）――。

グリメピリドには28社64品目が参入し、今回の追補収載品では最多だった。グリメピリドの後発品では、先発品にはないOD錠も収載された。また、ラベプラゾールには21社42品目、マレイン酸フルボキサミンには14社42品目が参入した。

≪初めての後発品の申請会社一覧≫
グリメピリド▽あすか製薬▽エルメッドエーザイ▽大原薬品工業▽共和薬品工業▽キョーリンリメディオ▽興和テバ▽寿製薬▽小林化工▽沢井製薬▽三和化学研究所▽シオノケミカル▽全星薬品工業▽大興製薬▽大正薬品工業▽ダイト▽高田製薬▽辰巳化学▽田辺三菱製薬▽東和薬品▽トーアエイヨー▽日医工▽日新製薬▽ニプロファーマ▽日本ジェネリック▽日本薬品工業▽ビオメディクス▽マイラン製薬▽陽進堂

ラベプラゾールナトリウム▽あすか製薬▽大原薬品工業▽共和薬品工業▽キョーリンリメディオ▽沢井製薬▽サンド▽シー・エイチ・オー新薬▽シオノケミカル▽大正薬品工業▽ダイト▽辰巳化学▽東和薬品▽日医工▽日新製薬▽日本ケミファ▽ニプロファーマ▽日本ジェネリック▽ビオメディクス▽マイラン製薬▽明治製菓▽陽進堂

マレイン酸フルボキサミン▽エルメッドエーザイ▽共和薬品工業▽キョーリンリメディオ▽沢井製薬▽シオノケミカル▽大興製薬▽大正薬品工業▽高田製薬▽辰巳化学▽長生堂製薬▽日医工▽ニプロファーマ▽マイラン製薬▽陽進堂

オメプラゾールナトリウム注射剤▽共和薬品工業▽サンド▽大正薬品工業▽日医工▽ニプロファーマ

アザセトロン塩酸塩▽シオノケミカル

イオプロミド▽富士フイルムRIファーマ