長期収載品+GE市場も取り込みへ ほか
公開日時 2009/12/27 00:00
ファイザーの挑戦新薬メーカーのファイザー日本法人が、新しい事業部を新設し、特許切れ製品(長期収載品)とジェネリック(GE)市場の取り込みに乗り出した。国がGE普及を進めている中、GE参入は確かに注目だが、長期収載品の事業化はもっと注目したいところだ。◆ロングセラーの価値を守る新設した事業部は「エスタブリッシュ製品事業部門」(EP部門)。09年12月から本格始動した。研究開発、マーケティング、経営企画と幅広く携わってきた松森浩士取締役執行役員が部門長として牽引する。発売から相当の年月がたち、GEが販売されていても、臨床現場で信頼性が確立(エスタブリッシュ)した製品を、「ファイザー」のブランド力を活かして販売する。扱うのは降圧剤カルデナリン、向精神薬ハルシオン、抗生剤ユナシンSなど68品目。併せ...