薬食審・第2部会 ゾメタ適応拡大 投与時間が従来薬より大幅短縮
公開日時 2006/01/29 23:00
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第2部会は1月27日、ノバルティス
ファーマのビスフォスフォネート製剤ゾメタの「固形がんの転移や多発性骨髄
腫による骨病変」の適応拡大などの承認を了承した。同社のアレディアの投与
時間が4時間かかるのに比べ、15分と短く、患者への負担が少ないのが特徴。
グラクソ・スミスクラインのインフルエンザ治療薬リレンザが小児患者への適
応拡大を承認されたほか、中外製薬の腎性貧血薬エポジン(アンプル・シリン
ジ)は未熟児貧血、アステラス製薬の抗真菌剤ファンガードは小児患者への適
応拡大と25mg 製剤の剤型追加をそれぞれ認められた。
このほか、杏林製薬の抗生物質ガチフロや、大正製薬のクラリス・アボットジ
ャパンのクラリシッド、バイエル薬品のシプロキサン、第一製薬のクラビット
はレジオネラ属の適応拡大をそれぞれ承認された。