医師の生涯教育にMRは「必要」
公開日時 2008/06/30 00:00
国立病院機構東京医療センター臨床研究センター臨床疫学研究室の尾藤誠司室長が主任研究者を務める文部科学省研究費で行った臨床医を対象にしたアンケート調査によると、「臨床医の生涯教育にMRは必要な存在」と考えている医師が73%いることがわかった。医師とMRのコミュニケーションについては「新しい薬について正確な情報を提供してくれる」が73%、「古い薬について情報を提供してくれる」は46%と半数程度。「MRとの会話は自分の処方活動によくない影響を与えるとは思わない」との回答も69%で、「影響を与えると思う」の6%に大きな開きをつけた。医師にとってMRとのコミュニケーションがマイナスに働くことは少なく、むしろ教育的な意義や情報の正確性を評価している結果となった(表2)。MRとの会話は98%調査は文部科学...