第20回日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)が大阪市の大阪国際会議場と、リーガロイヤルホテル大阪で、7月21~24日の4日間開催された。23日に開かれたセッション「Late-Breaking Clinical Trials」では、待機的経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される安定狭心症および心筋梗塞患者における抗血小板薬・クロピドグレルの臨床第3相試験(P3)のデータが報告されるなど、日本人データが数多く発表され、注目を集めた。第2世代の薬物溶出性ステント(DES)が臨床現場に浸透するなど、変わりつつあるインターベンション治療の最前線を紹介する。
【編集】望月英梨 【取材協力】ジャーナリスト・村上和巳)