2013/09/01
消化性潰瘍の治療を一変させたといわれるプロトンポンプ阻害薬(PPI)。国内ではオメプラゾール(先発品名・オメプラール/オメプラゾン、アストラゼネカ(AZ)/田辺三菱)、ランソプラゾール(タケプロン、武田薬品)、ラベプラゾール(パリエット、エーザイ)に加え、2011年9月には4成分目となるエソメプラゾール(ネキシウム、AZ/第一三共)が発売された。エソメプラゾール以外の成分には後発品が参入している。そこで、PPI市場の今を知るため、医療情報総合研究所(JMIRI)のJMIRIウェブ処方インサイトDynamicsのデータを参照する。