抗がん剤アリミデックス 処方せんの75% GEでもOK
公開日時 2013/06/30 00:00
GEシェア高まる3要素近年の特許切れ薬剤、頻用大型品、高薬価の薬剤厚労省は後発品の使用促進に向けて、2年に1回の診療報酬改定ごとに矢継ぎ早の対策を打ち出している。直近の12年4月には、後発品がある医薬品を一般名で処方した場合に処方箋料に2点を加算する「一般名処方加算」を新設するなどした。そこで医療情報総合研究所(JMIRI)の処方情報データベースから、現状の後発品の市場浸透状況を検討してみたい。まず、初参入の後発品を▽09年1月~10年3月発売のもの▽10年4月~12年3月発売のもの▽12年4月以降発売のもの――の3群に分け、後発品発売からの経過月数と後発品比率の関係を見てみた。後発品発売から半年後の後発品比率は09年1月~10年3月の群が6%、10年4月~12年3月が11%、12年4月以降...