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SGLT2阻害薬 発売10年後に2000~2500億円市場に 富士経済予測

公開日時 2014/05/07 03:52

市場調査会社の富士経済はこのほど、ミクス編集部の取材に応じ、経口血糖降下薬のSGLT2阻害薬の市場規模が発売10年後のピーク時で2000~2500億円規模になるとの予測を示した。この予測は同社東京マーケティング本部専門調査員が業界関連企業や団体にヒアリングしてまとめたもの。SGLT2阻害薬は年内に6成分が上市し、計13社がプロモーションする見込みのため、医師の認知度が一気に高まり、早期に市場浸透するとの見方も示している。

 

同種同効薬の市場で売上2000~2500億円というのは、現在のDPP-4阻害薬市場を上回る規模となる。

 

同社はSGLT2阻害薬の市場予測について「現時点では流動的」とし、下振れする可能性も上振れする可能性もあるとも指摘する。下振れ要因としては、▽治験段階ではみられなかった未知の副作用が出現▽高齢者や腎機能低下例など使用を回避する患者層が広めに設定される――ことを挙げている。逆に、▽患者が効果を実感しやすい体重減少作用が支持され、処方が浸透する▽安全性の懸念が払拭され、KOLの意見がポジティブな意見で統一される――といった場合は上振れする可能性もあるとみている。

 

SGLT2阻害薬はファーストインクラスとなるスーグラ錠が4月17日に発売され、5月末~6月には3成分4製品が薬価収載される見込み。残る2成分についても1成分は厚労省薬食審部会を通過しており、1成分が承認審査中となっている。

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