アルフレッサ・東邦、基幹物流センター構築急ぐ 地域密着・多頻度配送か、広域・計画配送か
公開日時 2012/08/30 00:00
サプライチェーンロジスティクス研究会保高英児価格競争で卸の利益喪失が続き、卸経営に後がない。大手卸の上位3社は物流付加価値競争に舵を切る。しかし、多頻度配送はハイコスト・エネルギー浪費につながる。知的付加価値の追求も欠かせない。今号は地域密着・多頻度配送の姿勢を堅持しつつも基幹センターの整備を進めるアルフレッサと、発注端末など顧客支援システムを普及させながら広域センター・計画送品体制を掲げ、4基幹センターの構築を進める東邦HDを取材した。体力的付加価値も必要だが、知的付加価値も、特に省エネ時代には重要な卸機能だ。アルフレッサHD地域密着・多頻度配送で調剤に成果ローコスト堅持し基幹物流センター構築医薬品C・大規模事業所配置も埼玉C・小田島Cは震災で機能発揮アルフレッサHDの中核となった旧福神は...