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PhRMAメンバー 299剤の心疾患・脳卒中治療薬を開発中

公開日時 2011/02/18 04:00

米国研究製薬工業協会(PhRMA)は2月1日、同日からスタートした米国心臓月間を契機に、同メンバー企業が299剤に及ぶ心臓疾患・脳卒中治療薬を開発中であることを示す報告書を発表した。

心臓疾患と脳卒中は米国人の死因の第1位および第3位であり、1997年から2007年までに医療医薬の進歩で両疾患による死亡が28%減少したとはいえ、いまだ、心血管疾患で38秒に1人が死亡している。米国心臓協会(AHA)によれば、現在、約3800万人の男性と4200万人の女性が心血管疾患に罹患しているという。しかし、わずか13%の女性しかその事実を認識しておらず、その啓蒙の必要性が強調され、心臓月間もその一環として設定されている。

そのような現状を背景に、PhRMAのJohn Castellani理事長兼CEOは、「過去30年間で開発された心血管疾患用薬剤が毎年100万人以上の米国人の死亡を防いできた」と業界による国民の健康への貢献を指摘したうえで、「我々は心血管疾患治療の進歩に努力し続ける」との決意を表明している。

PhRMAは、心血管疾患治療の最先端技術として、ヒト幹細胞から新たな心筋細胞を形成する技術、心不全を治療するために患者自身の細胞を使用する遺伝子治療、深部静脈血栓を予防する新規抗凝固剤などが期待されている状況に言及し、今後への期待感を示した。
 
 

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