東大・岩坪教授 認知症薬の開発や医学研究に
第7回ヘルスケア・イノベーションフォーラム(PhRMA、日本イーライリリー共催)
公開日時 2024/11/01 00:00
認知症薬の開発、研究に「患者・市民の声」を将来的にはアウトカム評価の方向性は現実的第7回ヘルスケア・イノベーションフォーラム(PhRMA、日本イーライリリー共催)が10月11日に開催された。ビデオ参加した神戸市の久元喜造市長は「認知症神戸モデル」を紹介。それを踏まえたパネルディスカッションでは、認知症患者と共生するまちづくりや政策的意義などをめぐり議論した。東京大学大学院医学系研究科神経病理学分野の岩坪威教授は、「アルツハイマー病の課題は巨大だ。個別のステークホルダーだけで解決できない」と強調。「ペイシェント・アンド・パブリック・インボルブメント」(PPI)の考え方を示しながら、医薬品開発や医学研究に患者・市民の意見を取り入れる必要性を強調した。元厚労省老健局長で藤田医科大学の三浦公嗣特命教...