日医工 21年3月期通期業績予想 コア営業利益を35億円減額し、30億円に下方修正 自主回収の影響等
公開日時 2021/02/12 04:51
日医工は2月10日、2021年3月期の通期業績予想について、コア営業利益を35億円減額し、30億円に下方修正すると発表した。売上収益は1900億円で前回発表予想(20年11月11日公表)から変更はない。また、2021年2月1日に武田テバファーマから譲り受けた日医工岐阜工場の影響額については現在算定中としており、営業利益、当期利益については算定可能になった時点で公表するとしている。
同社のコア営業利益は前回発表予想で65億円を計上していた。今回のコア営業利益の修正について同社は、「エルメッド製品に関しての製造委託先での生産・出荷停止、自主回収による影響」をあげた。一方、米国において、新型コロナウイルス感染症拡大により、製造委託先からの一部製品の供給遅滞や返品増加などが影響したと説明している。