ヤンセン 日本乾癬学会と「ヤンセン・ソライアシス・アワード」を創設 病態解明を後押し
公開日時 2018/04/11 03:50
ヤンセンファーマは4月9日、日本乾癬学会とともに、「Janssen Psoriasis Award(ヤンセン・ソライアシス・アワード)」を創設し、同日より公募を始めたと発表した。乾癬および乾癬類縁疾患の病態解明や治療の発展に寄与した研究成果に対し、褒賞を授与し、表彰する。
乾癬および乾癬類縁疾患は、未だ病態が解明されておらず、根治療法が見つかっていないアンメットニーズの高い疾患。同アワードを通じて、研究者による病態の解明や治療の発展を後押しすることを目指す。同アワードの募集や選考、受賞者決定までのすべてを同学会が行い、ヤンセンは2018年から3年間にわたりスポンサーを担う。
同学会の大槻マミ太郎理事長は、「ヤンセン・ソライアシス・アワードが設立されたことを大変喜ばしく思う」とし、「この表彰をきっかけに若手皮膚科医による研究が促され、病態解明が進むことを期待している。日本から海外に向けた研究成果発表の活性化にもつながることを願っている」とコメント。ヤンセンは、「本アワードは乾癬領域におけるヤンセンのコミットメントをさらに強固にするもの」としている。
褒章の種類、公募期間は以下の通り。
【基礎研究賞】
対象:3人(グループの筆頭著者)
褒章:金賞150万円、銀賞100万円、銅賞50万円
【臨床研究賞】
対象:3人(グループの筆頭著者)
褒章:金賞150万円、銀賞100万円、銅賞50万円
【国際学会発表賞】
対象:10~20人(グループの筆頭著者)
褒章:10~20万円/人
18年度の公募期間は4月9日~7月5日。詳細は同学会ホームページ(http://jspr.umin.jp/)まで。