ファイザー日本法人 取締役執行役員の原田明久氏が新社長に 12月1日付
公開日時 2017/10/12 03:51
ファイザー日本法人は10月11日、取締役執行役員で炎症・免疫部門長の原田明久氏が代表取締役社長に内定したことを発表した。12月1日付で就任予定。原田氏は2008年から16年まで医薬開発部門長として同社の新薬開発を主導し、業界動向に精通していることから、社長への昇格になったと同社は説明している。
同社によると、社長交代は、2009年から社長を務めている梅田一郎氏が代表取締役の定年である65歳を今月迎えるため。梅田氏は11月末に退任し、12月1日から当分の間、名誉会長として新社長をサポートする。
原田氏は、11月末までに開催される臨時株主総会及び取締役会の決議を経て、代表取締役社長として正式承認となる予定。梅田氏と同様にイノベーティブヘルス事業部門インターナルメディスン部門長も務める。
原田氏は1959年8月生まれ、58歳。86年に金沢大学医学部医学科卒業後、医学部大学院に進学。その後、金沢大学医学部助手(医学部衛生学教室)、講師、東京大学医学部非常勤講師(医学部分子予防医学)を経て、ロンドン大学ウインダイアー医学研究所(分子免疫学)に留学。99年ファイザー製薬(現ファイザー)に入社。08年から16年まで医薬開発部門長を務め、現職。