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ADCなど第2世代抗体医薬品市場 23年に2000億円超 30年に3300億円台に 富士経済

公開日時 2024/07/09 04:51
抗体薬物複合体(ADC)や二重特異性抗体で構成する第2世代抗体医薬品市場が2023年に2000億円を超えた――。このような市場分析を富士経済がまとめた。23年はADCのエンハーツやポライビー、二重特異性抗体のヘムライブラやバビースモなどが伸長し、第2世代抗体医薬品市場は前年比で37.3%の大幅増となった。24年以降も毎年1ケタ後半から2ケタ成長し、調査最終年の30年には3300億円台にのると予測した。

調査は、富士経済専門調査員による参入企業や関連企業・団体などへのヒアリング、及び関連文献調査、社内データベースを併用して行った。調査期間は24年2~5月。

その結果、第2世代抗体医薬品市場は、22年の1466億円が23年に2013億円に拡大。24年以降は、24年2210億円(前年比9.8%増)、25年2477億円(同12.1%増)、26年2673億円(同7.9%増)、27年2853億円(同6.7%増)――と推移すると予測し、最終30年に3325億円になると分析した。

富士経済は30年の市場規模予測に関し、24年3月に多発性骨髄腫の適応で初となる二重特異性抗体・エルレフィオが承認されるなどがんを対象とした多くの製品が開発されていると指摘。今後発売される新製品や適応追加も市場拡大に寄与するとしている。
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