厚労省幹部人事 事務次官に伊原和人保険局長 医薬担当審議官に佐藤大作監麻課長
公開日時 2024/07/01 04:49
厚生労働省は6月28日、幹部人事を発表した。事務次官には伊原和人保険局長が就く。保険局長には鹿沼均政策統括官(総合政策担当)、医政局長(死因救命等推進本部事務局長併任)は森光敬子大臣官房危機管理・医務技術済活審議官を充てる。大臣官房審議官(医薬担当)には吉田易範審議官に代わり、佐藤大作医薬局監視指導・麻薬対策課長が就く人事を内定。保険局医療課薬剤管理官には清原宏眞・医薬品医療機器総合機構(PMDA)審査マネジメント部長、医療課長には林修一郎医政局医事課長が就任する人事も固めた。7月5日付で発令される予定。
審議官に就任する佐藤氏は、1992年3月、東京大大学院薬学系研究科修士課程修了、同年4月 に厚生省入省。厚労省医薬局の医薬安全対策課課長、医薬品医療機器総合機構(PMDA)組織運営マネジメント役 / 審議役(次世代評価手法推進・医療情報活用等担当)などを歴任。21年から監視指導・麻薬対策課長を務めていた。
医薬品関連では、迫井正深医務技監、城克文医薬局長、大坪寛子健康・生活衛生局長らは留任する。中井清人医薬品審査管理課長、高江慎一医療機器審査管理課長、野村由美子医薬安全対策課長も留任する。保険局医療課の安川孝志薬剤管理官は、PMDAの執行役員(新薬審査等部門担当)に就く。