国内申請数は101 多くが24年上市へ
指定難病のPNHで3剤申請中 小児向けが1割占める
公開日時 2024/01/01 00:00
ミクス編集部が製薬企業75社の国内フェーズ2以降の開発品を集計したところ、23年12月15日時点で申請中のプロジェクト数(以下、品目数)は速報値で101品目となった。最多はがん領域の24品目だが、今回は指定難病の発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)で作用機序の異なる3剤が申請中となるなどアンメット・メディカル・ニーズの高い領域での開発競争も確認できた。申請品の1割強は小児向け製品だった。企業別では、グローバルに希少疾病用医薬品を手掛けるウルトラジェニクスの第一号の申請品もあり、同社の国内の事業展開も注目されそうだ。(神尾裕)製薬各社の公表資料やアンケート調査などをもとに国内P2以降の開発品を集計した結果、800品目以上となった。日本の審査期間の中央値は全承認品目で9.4カ月、新有効成分含有医...