ヴィアトリス製薬 潰瘍性大腸炎治療薬・cobitolimodの国内権利獲得、スウェーデン企業から
公開日時 2023/07/07 04:50
ヴィアトリス製薬は7月6日、スウェーデンの製薬企業・InDex Pharmaceuticals社から潰瘍性大腸炎治療薬・cobitolimodの日本での開発・販売権に関するライセンス契約を締結したと発表した。ヴィアトリス製薬はcobitolimodの国内開発を進め、承認取得と上市を目指す。
ヴィアトリス・ジャパングループはヴィアトリス製薬、ファイザーUPJ、マイランEPD、マイラン製薬の4法人で事業展開し、新薬、バイオシミラー、オーソライズドジェネリック、ジェネリックを扱っている。
ヴィアトリス製薬のソナ・キム社長は今回の新薬の導入について、「消化器系疾患領域におけるヴィアトリス・ジャパングループの豊富な経験を生かして、日本国内での治験をはじめ、上市に向けた様々なプロセスを円滑に進めることで、少しでも早くこの新しい治療選択肢を患者さん、医療従事者の方々に届けたい」とコメントした。同社グループでは消化器系疾患領域の先発品としてアミティーザやリパクレオンを持つほか、潰瘍性大腸炎治療薬としてアダリムマブBSを手掛けている。
InDex社はアンメットメディカルニーズの高い自己免疫疾患に焦点を絞った製品開発に注力している。